このページでは、私のサービスを導入いただいているお客様との対談をご紹介します。

今回は「主治医のような、社労士であろう」という理念を掲げ、活動をされている、
『主治医のような社会保険労務士法人』の代表・岡本洋人さんにお話をうかがいました。

私のサービスを導入いただく前からすでに健康経営に取り組まれていた理由や、
なぜ健康経営に取り組み、そして、私のサービスを導入してどのような変化があったのか、
などをお話いただきました。

理念から必然的に取り組みはじめた健康経営

竹内修平(以下、竹内)

今日お話し伺いたいと思ったのは、
主治医のような社会保険労務士法人では様々な制度がありますが、
そのような中で、なぜ健康経営を取り組まれているのか、
また、実際に取り組まれてみての変化などを伺いたいと思っています。

岡本洋人さん(以下、岡本さん)

それを説明するには、これを説明しなければいけません。
2016年に策定した当社の経営ビジョン「100年ドアーズ」です。

この100年ビジョンを具体化するための行動が、一つ一つの施策になっています。
また、実行してみてこの理念が正しいかの検証もしています。

竹内

全て理念がもとになってるんですね。
そういえば以前、企業のお困りごとについて段階があると伺いました。
その段階における健康経営の立ち位置を教えていただけますか。

岡本さん

企業の困りごとレベルというものがあると思っていています。

マズローの欲求五段階説のように、
企業でもまずは生理的欲求、安全欲求と順になっていると思います。

初めの段階は企業の生存が関わるお金の問題です。
ですので、まず会計や財務を固めていく必要があります。

その次に事業が安定してくると、人材採用や、労務面での課題が出てきます。

そしてさらに事業が成長してくると、
働いている人がよりよく仕事をしてもらえるような取り組みをしていく必要が出てきます。

この3つ目の段階に健康経営は含まれてくると思います。

竹内

御社も同じようなステップを踏んできたのですか。

岡本さん

私も独立当初は自分一人で活動をしていていました。
ある程度までは一人でできていましたが、人手が足りなくなって、社員を採用しました。

当初は少ない給料で働いてもらいましたが、
そのままではいけないので給料も増やし、オフィスも自宅から街中へ、
そして、今に至ります。でもまだ途中ですね。

竹内

そうなんですね。

そのようなステップを踏まれていく中で、
具体的になぜ健康経営に取り組もうと思われたのですか。

予防のためだけではなく、従業員の健康増進のためにも

岡本さん

健康経営は、2015年に尊敬する経営者の方から
「これから健康経営という考え方が重要になってくる。中小企業こそ、特に取り組むべきだ。」と教えてもらい、実践するようになりました。

その時に全国の先進的な自治体での健康施策の事例を教えてもらっていたので、
それの企業版をしようと始めました。

竹内

なるほど、その時は健康問題はありましたか。

岡本さん

その当時、社員の中にタバコを吸っている人がいました。
タバコは健康面で問題があるほかに、仕事中にタバコ休憩することが労務上の問題でもあったんですね。

そこで「禁煙手当」を作りました。

これはタバコをやめてもらいたいという切なる願いと、
タバコを吸っていない人へのありがとうの気持ちとして、手当を作りました。

食事も同様で、毎日同じ定食屋で同じ定食を食べ続ける人や、
事務所でコンビニ弁当ばかり食べる人がいたので、「食事手当」も作りました。

当時は同じビル内で日替わりランチが食べられたので、
月に10回分のランチの半額を補助する仕組みをつくりました。

そうすれば食べたいとか、食べたくないにかかわらず、
健康に良い食事を食べることができると思いこの制度を導入しました。

その他にも、協会けんぽが年に一回貸し出しをしてくれる血圧計など活用もしていました。

竹内

初めてホームページを拝見した際に、多様な施策をされていると驚きました。

多くの企業では健康診断や人間ドックの受診などが一般的ですが、
今お話をしていただいた施策をしようと思ったのはなぜですか。

岡本さん

大体よくあるのが健康診断とか人間ドックとかの受診率を上げて、
病気にならないようにすることが一般的ですよね。

大病になる前に予防をするのはとても大事なことですが、それは当たり前の話だと思います。

その前提でもっとできることに取り組もうと、それに加えて2つの施策をしていていましたが、
何か物足りない、何か他にできることがないか模索していたところに、竹ちゃんから連絡がきました。(笑)

竹内

ホームページを拝見していたら、
居ても立っても居られず連絡をしてしまいました。(笑)

御社では、岡本さんがはじめにサービスを受けてくださって、
その後、事業所全体にも取り入れてくださっています。

なぜ、僕のサービスを受けていただいたのでしょうか。

正しい身体であることの大切さを知り、事務所にも導入

岡本さん

もともと健康に関する意識は持っていましたので、
竹ちゃんが説明をしてくれた肩こりや腰痛が運動で改善するというのを聞いて、
ラッキーと思い、受けてみました。

竹内

そうだったんですね、ありがとうございます。
もともとはそれらの不調が運動で改善するというイメージはなかったんですか。

岡本さん

そうですね。肩こりや腰痛を治すと言ったら、
整骨院とか、マッサージとか、そういう治療的なイメージでした。

私の場合、自覚症状はありましたが、
困っているレベルは5段階中1とか2ぐらいでしたので、
そのような場所に行ったことはありませんでした。

竹内

実際に受けてみて、どうでしたか?

岡本さん

正しい身体にするのがどれだけいいのかがわかりました。

はじめに姿勢が良くなって、
全体的に良くなっている感じがしたのと、夜、いびきをかかなくなりました。

姿勢が、いびきにも関わってくるんだというのは、思いもよらない変化でした。

あとは、疲れにくくなった気がします。

今年3月に移転した新しいオフィスでは、
自分たちで壁に漆喰を塗ったり、床を貼ったりしていますが、
それらの作業中も、正しい姿勢を意識するようになって、腰痛や肩こり、筋肉痛などになりにくくなりました。

竹内

実施する前より、姿勢がよくなりましたよね。
姿勢が変わるとお客様が感じる印象も変わってきますよね。

岡本さん

昔は全く聞かれなかったのに、
最近は初めて会うお客様の2人に1人は「何かスポーツしていますか?」って聞かれるようになりました。

宮古島のお客様にもスポーツしているか聞かれて、
野球をしていたことを伝えたら、野球チームで一緒にプレイすることになりました。(笑)

竹内

笑。

そういえば、以前、腰痛になられた時にストレッチをお伝えしたら、
自分で治してらっしゃいましたよね。

岡本さん

腰痛は自分で治せるようになりました。
今でもたまに腰が痛くなることはありますが、
教えてもらったストレッチをすれば、二、三日で治るようになりました。

竹内

さすがです。

ご自身で治せるようになると、僕の仕事がなくなってしまうのですが、
お客様は自分なりのコンディショニングの仕方がわかるので、
一生涯使い続けることができるようになりますよね。

それが僕の理想の姿です。

岡本さん

それがいいですよね。本当に。

竹内

最後にスタッフの皆様に変化はありましたか。

岡本さん

もともと若いスタッフが多かったので、
病的な人はいなかったというのはありますが、
ひどい腰痛持ちなど一部のスタッフにはとても良かったと思いますし、
いまでは社内全体に健康意識は広がっていると感じています。

あとは、竹ちゃんに、スタッフが健康に関する相談を直接できるのも良いと思います。

毎日の朝礼のあとストレッチする習慣ができていて、
健康を維持できていると思います。

最近テレワークで心身の不調に陥るという
テレワークの健康問題がクローズアップされていますよね。

最近、世の中では、テレワークを行う上で
「体操をする」とか「ストレッチをする」ということが効果的であると、
一般的に結論づけられていますが、
当社ではその前からコンディショニングが定着していたので、
テレワークに移行してからも、健康問題は起きていなく、その点でもよかったと思っています。

竹内

コンディショニングというベースの部分が習慣化されていると、
突然今回のようにテレワークといった働く環境が変わっても、
健康で働けることができますよね。

とても素晴らしいと思います。

今後もコンディショニングという側面で、サポートさせていただきます。
本日はありがとうございました。


事業所情報

主治医のような社会保険労務士法人

2016年に制定した経営ビジョン「100年ドアーズ」に基づき100年企業を目指すべく、現在は経営理念・ビジョン策定支援、人材採用支援、健康経営支援、クラウド・AI・RPA等を活用した効率化・自動化支援、ビジネスモデル転換支援に力を入れつつ、縄文文化やアイヌ文化などの考察から「働き方改革」「人生の豊かさ」について研究を行なっている。

2020年3月に、アートや歴史、音楽などに触れながら仕事やコンディショニングトレーニングができるスペース「SECONDO PIANO(セコンド ピアノ)」を開設。

無垢材のテーブルやバーカウンターで、自家焙煎のコーヒーを飲みながら、ワークアズライフの実現を目指している。

コーポレートサイト:https://shujii.co.jp/

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