健康意識は伝染する。だからこそ、勤務中にコンディショニングをしよう。

<POINT>
行動は伝染する。と言われている。
もし、経営者が従業員を健康にしたいのであれば、勤務中にコンディショニングを行うことで組織に健康意識が伝染する。

昨日、肩こり・腰痛の予防で、仕事の生産性が上がる?という記事を書きました。
その解決策は、各従業員の方の身体の現状把握をし、肩こり・腰痛予防のコンディショニングを日々行うことにあると思います。

では、各自が勤務外にフィットネスクラブに行きパーソナルトレーニングを受けたり、整骨院などで予防プログラムを受ければいいのでしょうか。
答えは「はい。」ですが、現実的に難しいのではないかと思います。

なぜならば、運動習慣のない方に対して、
「皆、仕事で困っていると思うから、肩こり・腰痛を予防をしよう。」という指示を出しても行動に移すのはハードルが高いと思うからです。

とすると、どのような方法がいいのでしょうか。
私は、「経営者自らが勤務時間中にストレッチなどのエクササイズの習慣を取り入れる。」ことを提案します。

実際に、フィットネスクラブに行きコンディショニングをされている方もいます。
その場合は実施していることを公言されることをお薦めします。

ハーバード大学らの研究にて、「肥満は伝染する。」ということが発表されています。
なんと、肥満の友人を持つ場合、肥満になる確率が57%高くなるそうです。
これは、伝染病ということではなく、人は「他人や環境の影響を受けやすい」ということを示唆しています。

経営者が率先してコンディショニングを実践することで、その意識が伝染し、従業員の健康意識も高まる。
そうすることで、組織全体が健康になるのではないでしょうか。

□竹内 修平□


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